HOME > コミュ障克服への道
- コミュ障を克服するには、具体的にどうすればいいのか?
- 内向的なままで人から好かれるには、どんな人を目指せばいいのか?
- よく言われる「聴き上手が好かれる」の意味とは?
その答えをお伝えします。
ハナサク会話堂で開催する、すべての講座の根っことなる考え方です。
一読してから講座を受講することで、より内容への理解が深まることでしょう!
まずは「よくわからない人」から抜けだそう!
なぜ、会話・雑談が苦手(いわゆるコミュ障)だと
他人と親しくなれないのでしょう?
雰囲気が暗いから?
話しがつまらないから?
それも理由の一端かもしれませんが、
一番の根源は、
あなた自身の話しをする量が少なすぎて
「よくわからない人」と思われてしまうからです!
人って基本的に、
「わかりやすい人」や「よく知っている人」が好きなものです。
よくわからない人に対しては
「何を考えているのかわからなくて不気味」
「素性がわからないから近寄りたくない」
と感じ、距離を取りたくなってしまいます。
コミュ障克服の第一関門は、
自分の人がらをオープンにして
「よくわからない人」から卒業することです!
書店に行くと「話しのネタ辞典」的なタイトルで、
オモシロ雑学の詰まった本がよく売られています。
それらを覚えることに全く意味がないとは言いませんが、
雑学を披露する“だけ”で親しい関係になることはあり得ません。
もっとあなた自身の話しをしましょう!
すべては聴き上手のために
こんなことを言うと、とにかく話すことが大事だと思ってしまうかもしれませんが…
覚えておいてください。
会話上手は「聴き上手」です!
あなたが「よくわからない人」から卒業するために自分の話しをするのは、
簡単に言ってしまえば「聴き上手になるため」です!
大事なことなのでしつこくお伝えしますが、
人は基本的に、「よく知っている人」や「わかりやすい人」が好きなもの。
あなたの人となりがわかっているからこそ、
相手は本音やプライベートなどの
より深い話しを打ち明けてくれるようになります。
自分の話しをするのは、
相手の警戒を解き、より深い話しを打ち明けてもらえる人になるため。
「今日は寒いですね~」など一見無意味な雑談をするのも、
気軽に話しかけてもらえる人になるため。
そう、
すべてのコミュニケーションスキルは、
相手の話しをより深く聴くため
=「聴き上手」になるためにあるのです!
聴き上手への誤解
「話しを聴くことならいつもやってるよ!
なんせ人といるときはほぼ黙って聴いてるし…
だけど、誰も自分を好いてくれないんだから、
やっぱり話し上手にならなきゃダメなんじゃないの?」
なんて思った方もいるかもしれません。
実は、このセリフの中には
2つの大きな間違いがあります。
どこだかわかりますか?
1つ目の間違いは、
「黙って聴いていれば十分だと思っていること」。
実は、ただ大人しく聴いている人は、かなりの聴き下手と言えます。
本当の聴き上手は、聴きながらもたくさんの言葉を発しているものです。
一番わかりやすいのが「へ~!」とか「そうなんですか!」といった「あいづち」。
他にも、相手の気持ちをねぎらう言葉をかけてあげたり、
質問することで相手の話しを引き出したり、
できることはたくさんあります!
「僕は大人しく聴いてるんで、どうぞ好き勝手に話して下さい。」
そんな態度の人に「話したい!」と思う人はいません。
「私の話しを興味津々に聴きたがってくれる人に話したい!」
誰しもがそう思っています。
2つ目の間違いは、
「聴き役になりすぎていること」。
「話す」と「聴く」の理想の割合って、何:何くらいだと思いますか?
正解は
・
・
・
3:7 です。
たしかに、聴く割合のほうが倍以上あります。
だからコミュニケーション本は必ずと言っていいほど聴き上手を推奨してきます。
でもこれって、
逆に言えば「3割は話しましょう」ってことですからね!
自分の話しをするのは、もちろん「よくわからない人」から抜けだすためです。
あなたは普段、3割くらい話せていますか?
きっとコミュ障さんの中には、
「せいぜい1割。下手したらほぼゼロのときもあるぞ…!」
なんて人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたは、もっと話す量を増やしていきましょう。
人はなぜ自分の話しをするのか?
本当の聴き上手になるためにやるべきこと、見えてきましたか?
最後に、「聴き上手が好かれる理由」をお話しします。
食欲、睡眠欲、性欲、知識欲、所有欲…、
人間は色々な欲求を持って生きています。
ときには「どうしてもこの欲求を満たしたい!」という
強い衝動に駆られ、自分でも気持ちのコントロールが利かなくなってしまうことも…。
では、人が人と会話するのは、どんな欲求を満たすためでしょうか?
それは、
「承認欲求」です。
承認欲求とは、簡単に言うと
- 人から認められたい
- 誰かに理解されたい
- 「特別な一人」として大切にされたい
といった気持ちです。
多かれ少なかれ、すべての人がこの欲求を持っています。
つまり、
あなたが承認欲求を満たせる会話ができるようになれば、
おのずと今より多くの人から好かれるようになります。
「もっとあなたと一緒にいたい!」
「もっとあなたと話していたい!」
と思ってもらえます。
では、会話中のどんなときに承認欲求は満たされるでしょう?
- がんばりを認めてもらえたとき
- グチや悩みを親身になって聴いてもらえたとき
- 私の内面に興味を持ってもらえたとき
- くだらない話しでも面白がって聴いてもらえたとき
- 自分の話しが大ウケしたとき
…わかりますか?
ほとんどが「話しを聴いてもらえたとき」なのです。
これが、「会話上手は聴き上手」の真実です。
もし、あなたが会話で悩んでいるのなら、
無理に話し上手を目指す必要はありません。
笑いのスキルを学ぶ必要もありません。
「よくわからない人」から抜け出せる程度に自分のことを話せればOKです。
それよりも遥かに大事なのは、
- 相手を満足させる聴く力
- 相手の話しを深める質問力
この2つです。
「もっとあなたに聴いてほしい」と思われる人になる、
それが、好かれる人になるということです。
最後に
ハナサク会話堂の講座は、すべてこの考えを元に構成されています。
「人並みレベルの雑談力」をゴールに掲げていますが、正確には
- 「話す力」と「話題を発見する力」は人並み程度
- 「聴く力」と「質問力」は人並みよりちょっと上
を目指すようなレッスン内容になっています。
自己主張が苦手で人の話しに割り込まない、
そんな内向的なあなたには、聴き上手の素質が必ずあります。
内向的な性格はそのままで、今よりも多くの人から好かれたい!
その中で気の合う人とは、友達・恋人といった特別な関係になりたい!
そう思うのであれば、
「話し上手」より「聴き上手」を目指しましょう!
「話したがり」より「聴きたがり」になりましょう!
そのために必要なことはすべて、講座でお伝えします。