深い話ができないと深い関係は築けない!

「深い話ができない」を改善!

こんにちは!
ハナサク会話堂 講師のさとです。

今回もハナ相こと『ハナサク相談室』のコーナーをお送りします。

ハナサク相談室

このコーナーでは、生徒さんからいただいた質問に僕がお答えしていきます!

それでは今回の質問です。

深い話をしたくても、話す前に色々考えこんで話せなくなってしまいます。
(相手は興味ないかな〜とか、こんなこと話したら相手はどう思うかな〜とか)
どうしたら深い話ができるようになるでしょう?
Kさん(20代女性)




「どれくらい深い話ができる間柄なのか」は
相手との親密度を図るバロメーターです。

だから深い話ができないと、
誰かと顔見知り以上の関係に進むのが難しくなってしまいます。

では、どうすれば心のブレークをはずして
深い話をできるようになるのでしょうか?



深い話とはどんな話か?

そもそも深い話とはどんな話かと言うと、

「信頼できる一部の人にしか打ち明けられない個人的な話」

ではないかと思います。

例えば、

「職場に気になる人がいるけど、どうしたら距離縮められるかな〜」
みたいな恋バナとか、

「今の仕事を続けるのと転職するの、どっちがいいだろう」
みたいな人生相談とか、

「上司が無理難題ばかり押し付けてきて超ムカつくの!」
みたいなグチとか、

「実は起業するのが夢で毎晩こっそり勉強しているんです」
みたいな将来の夢とか、

他には人生観とか、コンプレックスとか、誰にも言ったことない秘密とか。

まぁ色々あるんですけど、こういう

「よく知らない相手に話すのはちょっと抵抗があるよね」

みたいな内容がいわゆる深い話と言えるでしょう。

なので、

出会ったばかりの人や普段あまり関わりがない人に深い話ができないのは自然なことだと思います。

ただ、

すでにある程度の信頼関係ができている間柄で、

なおかつ「この人とはもっと親しくなりたい!あわよくば友達や恋人同士になりたい!」と思っている。

にも関わらず深い話ができないのであれば、

「友達や恋人になりたい」という願望を叶えるのは難しくなってしまいます。

あなたが当たり障りのない話しかしてこなかったら相手は

「私とはこれ以上深い関係になる気はないってことかな…」

と壁を感じてしまうからです。



深い話をするには自信が必要?

今より仲良くなるにはもっと深い話をしないと難しい。

だけど受け入れてもらえるか不安でなかなか話せない…。

自分に自信がない人ほどこういった心のブレーキは大きくなるものです。

だから自信さえつけばもっと自分をさらけ出せるようになるはずですが…

まぁ自信なんて「持とう!」と思っても簡単に持てるものじゃないですよね(~_~;)

もちろん不可能ではないし、自信は適度にあったほうが生きるのが断然楽になるので(←経験者)
少しずつでも自信をつける努力をしていくのは僕も大賛成です。

でもどうしたって時間はかかります。

そこで今日は

「自信がなくても無理なく深い話を披露できるようになる方法」

を書いていきます。



どうすれば深い話が披露できるのか

今のあなたにとって深い話とは、底が見えない大きな穴と同じです。

深い話は大穴

あなたはこの穴に入らなければいけません。

でも深くて底が見えないから

「こんな穴に飛び込んで大丈夫だろうか…」
(=こんな話をしたら相手にどう思われるだろうか…)

「下にはでっかい剣山があって突き刺さるんじゃないか…」
(=ドン引きされて嫌われるんじゃないか…)

と不安になって足がすくんでしまうのです。



じゃあどうすればこの穴を安全に下りられるのか?

答えはこうです!

階段を下りるように少しずつ深く

そう、

「階段を作って少しずつ下りていくこと」 !

つまり、

ほんの少しだけ深い話から始めて、

それを相手が受け入れてくれるようなら

次はもう少しだけ深い話を披露してみる。

これを繰り返すことでより安全に二人の仲を深めることができます。

ほんの少しだけ深い話とはどんな話か?

先ほど深い話とは「信頼できる一部の人にしか打ち明けられない個人的な話」と言いましたよね?

まずは「信頼できる一部の人にしか打ち明けられない」の部分を
ごっそり取りのぞきましょう!

「個人的な話をしてみる」

まずはこれだけでOKです!

個人的な話をするには、誰かと会話になったときに
「今の話題+私の話」を一言でいいので話してみましょう。

例えば、

「だんだん肌寒くなってきましたね〜」
みたいな気候の話になったら

「そうですね〜」だけで終わらせずに
「そろそろヒートテック買いに行かなきゃ!」
と付け加えてみる感じです。

これくらいなら口下手でも無理なく話せますよね?

同じように

「お昼どこで食べてきたの?」と聞かれたら
「吉野家です」だけで終わらせずに
「今日で三日連続ですよ(^_^;)」と付け加えてみる。

「お仕事は何されてますか?」と聞かれたら
「販売です」だけで終わらせずに
「毎日8時間立ちっぱなしなので足パンパンです!」と付け加えてみる。

どれだけ軽い内容でもいいので、
まずは自分のことを伝えることに慣れていきましょう!

こんなちっちゃな個人的な話ですら
「普段ほとんどしてなかったな〜」と心当たりあるコミュ障さんは結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?

そんな状態でいきなり「深い話をしよう!」と思っても
できないのは当たり前。

一段ずつ着実に深めていきましょう!



最後は少しの勇気だ!

初めは何てことない個人的な話でも、
階段を一段ずつ下るように少しずつ深い話をしていくと
どこかで踏みだすのが怖くなるときがやってくるかもしれません。

とくに自分のマイナス面―弱みとか、失敗談とか、コンプレックスとか、過去のトラウマとか、
そういう部分をさらけ出す瞬間に人は不安を感じがち。

でも、

マイナス面を見せるということは
「私はあなたのことを心から信頼していますよ」というメッセージでもあります。

つまり、一気に二人の仲が深まる可能性が高い話なんですね。

「誰かと特別な関係を築けるようになりたい!」

そうあなたが思っているのであれば、
ぜひ自分のマイナス面もさらけ出せるようになってほしいと思います。



でもやっぱり、

ダメな部分を見せたら嫌われるんじゃないかと不安になってしまう…

そんなあなたに必要なのは、

「少しの勇気」です!

深い話を切り出して相手にどう思われるかなんて、
そんなのいくら頭の中で考えたって答えはわかりません。
結局はやってみるしかないのです。

だから最後にモノを言うのはテクニック云々ではなく
「えいや!」と踏みだす少しの勇気です!!



勇気を出すためのコツを一つお伝えしましょう。

あなたの目の前に、分かれ道があると想像してみてください。

あなたの前の分かれ道

一つは、不安に負けて当たり障りのない会話だけを続けるという道。

もう一つは、勇気を出して深い話を切り出すという道。

どちらに進んだら、今より相手と深い関係になれそうでしょうか?

どちらに進んだら、あなたの人生は今より充実したものになりそうでしょうか?

それぞれの道を進んだ先の未来を想像してみましょう。



当たり障りない会話だけを続ける道を選んだ未来は現状維持です。

相手とは今まで通り「ただの顔見知り」に留まりつづけ、
いずれ関係は自然に消滅していくでしょう。

これから先の人生で出会う人たちとも
同じような表面的な付き合いで終わってしまうかもしれません…。



深い話を切り出す道を選んだ未来はどうでしょう?

もちろん、100%深い関係になれるとは限りません。
お互いの人間性を知り合った結果、「あんまり合わないかも…」と感じて
結局は顔見知り程度の関係で終わってしまう場合も現実にはたくさんあります。

でも、深い関係に進める可能性は間違いなく何倍にも上がります。

たとえその人とはうまくいかなかったとしても、
これから先の人生で出会った人たちとも
同じように少しの勇気を出して深い話を共有していけば、
その中から相性ピッタリの人が見つかるはずです。



勇気が出ないときには、
この話を思い出してもう一度想像してみてください。

どちらに進んだら、今より相手と深い関係になれそうかな?

どちらに進んだら、私の人生は今より充実したものになりそうかな?

あとは一歩踏み出すだけです。



話し方教室ハナサク会話堂