読書でコミュニケーション能力を上げるコツ

こんにちは!
週に3度は本屋に行く、ハナサク会話堂 講師のさとです。
「口下手・コミュ障の改善には読書が効果的」
そんな話し、みなさんも一度は聞いたことがあるかもしれません。
僕自身、約8年前にとある話し方本に書かれていた「コミュニケーション能力アップには小説をたくさん読もう!」という教えに従い、本を読むようになりました。
今ではカフェでまったり読書することが一番の趣味です(^^)
読書がコミュ力にもたらす効果
ハッキリ言いますが、
読書(とくに小説)は超オススメです!
もちろん一冊二冊読んだくらいではほとんど効果はありませんが、何冊も読み重ねていくうちにあなたのコミュニケーション力を向上する糧となってくれるでしょう。
そんな読書には、主に二つの効果があります。
- ボキャブラリー(語彙力)が増える
使える言葉数が増えることで表現力が上がり、たとえ同じネタでもより聴き手を惹きつける話ができるようになります
- 想像力が鍛えられる
相手の話しを想像しながら聴くことで、質問したいことが浮かんできたり、気持ちのこもった共感言葉が出てきやすくなります
このように、話す力と聴く力の両面を鍛える効果があるんですね!
読書がもたらす効果については過去のブログで詳しく書いたので、今日は「小説の選び方」と「効果的な読み方」についてお話ししていきます。
小説の選び方
「普段あまり本を読まないからどうやって選んだらいいのか困っちゃう」という方もいらっしゃるかと思います。
なんせ小説は数が多すぎますからね(^_^;)
僕もよくオススメを訊かれたりします。
もちろん読書好きな知人にオススメを教えてもらうのもありです。
ただ、映画や音楽と一緒で好みは一人一人違います。
いくら評判のいい作品でも自分に合わなかったら読むのが退屈になってしまいます。
だから読書慣れしていないほど、まずは自分が楽しんで読めそうなジャンルから手をつけてみるのがオススメです。
刑事もの、探偵もの、青春もの、
ドキドキするサスペンス、
キュンキュンする恋愛ストーリー、
ほっこりするヒューマンドラマ…、
ジャンルは色々あります。
「ドラマや映画だったらどんなジャンルが好きだったかな?」なんて考えてみるのもいいと思います。
ジャンルを決めたら、次は作品選びです。
よく名前を聞く有名な作家さん、好きなドラマの原作者、本屋を物色して目についた作品…、選ぶ基準もいろいろです。
迷ってしまったら、「ミステリー 小説 おすすめ」といった感じでネット検索をかければ色んな紹介サイトが出てきます。
そちらを参考にしてみるのもいいと思います。
僕の場合、好きな作家さんの作品なら即決で買いますが、初めての作家さんの場合はAmazonのレビューや評価をチェックしてから買うようにしています。
(どんなにあらすじが面白そうでも評価が散々だったら止めてしまいます(~_~;))
コミュ力が上がる小説の読み方
続いて読み方の注意点です。
正直、「何を読むか」より「どう読むか」のほうが大切です!
せっかく読むならコミュ力アップにより効果的な方法で読みたいですよね♪
ボキャブラリーは量をこなすことで自然と増えていくものなので、本を読むうえで大切なのは「いかにして想像力を鍛えるか」です!
そのためのコツが、「映像化」です。
頭の中で映画を上映する感覚で読んでみてください。
だから速く読む必要は全くありません。
一冊読破するのに何日かかってもいいのです。
情景をイメージしたり、
登場人物の姿や行動、心情をイメージしたり、
そうすることで想像力は飛躍的に伸びていきます!
僕はありがたいことに「気持ちに寄り添って話し聴いてくれるね」とか「質問するの上手いですね」なんて言っていただけることが多々あるのですが、これもたくさん小説を読んで想像力を鍛えてきた成果だと思っています。
あなたも読書生活はじめてみませんか?