コミュ障はみんな内向的?
会話が苦手=内向的とは限らない

こんにちは!
ヒトカラするときは必ずセルフドリンクのお店に行く、ハナサク会話堂 講師のさとです。
「外向型でコミュ障な人っているの?」
という質問を生徒さんからいただいたので、今日はそのあたりのことを書いてみようと思います。
まず外向型と内向型の違いを簡単におさらいです。
- 人と会っておしゃべりしたり、一緒に遊んだりすることでエネルギーを得るのが外向型人間
- 逆に人と会うことで(仮に楽しい集まりだったとしても)エネルギーを消費してしまうのが内向型人間
(内向型人間がエネルギーを得るには、音楽を聴いたり、本を読んだり、考えことをしたり、一人で好きなことに没頭することが大切!)
さて、ここでのポイントは、外向型か内向型かの違いはエネルギーの充電方法だということ。
つまり、内向型(=人と会うとエネルギーを消費するタイプ)だからといって、その全員が「内気」「人見知り」「シャイ」「会話が苦手」といった気質を持っているわけではないのです。
内向型でも社交的で明るい人や、人前で話すのが得意な人はいます。
外向型の中にもシャイで人見知りがはげしい人はいます。
そして考えてみれば当たり前ですが、たった2つのタイプにハッキリ分類できるほど人間は単純ではありません。
誰しも内向型な一面、外向型な一面、どちらも持ちあわせています。
きっとあなただって、母親とか、特定の友人とか、決まった人の前では全く緊張しないし、長時間一緒にいてもほとんど疲れなかったりするのではないでしょうか?
ようは割合の違いなんですね。
(ややこしいので内向型の割合が高い人を「内向型人間」と呼びますが)
だから「会話が続かない」「自分から話題を振れない」「なかなか親しい関係が作れない」という悩みを持っている人が全員内向的な性格かというと、そうとは限らないのです。
コミュ障にも色々ある
まぁそうは言っても、会話が続かなかったり、自分から話題を振れなかったり、なかなか親しい関係が作れなかったりして悩んでいる人の割合は、内向型さんのほうが圧倒的に多いと思います(^^;
正確なところはわかりませんが、8割以上の人は内向型でしょう、きっと。(←テキトー)
だからこそ僕も「内向型専用」という看板を掲げて教室をやっているわけです。
「じゃあ結局、コミュ障な人はほぼ100%内向型って言っていいんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、実はその症状は様々です。
外向型の中には、僕たちとは全く別種類のコミュ障さんがいます。
例えばあなたは、こんな人たちに遭遇したことはありませんか?
- 話すことに夢中で他人の話しを全く聴こうとしない
- いじることが笑いだと信じ、いつも上から目線でとにかく感じが悪い
- 議論して相手を言い負かすことしか頭にない
- 無駄にテンションが高く、周りが若干引いているのに気がついていない
そういう人たちも、十分コミュニケーションが下手と言えるのではないでしょうか。
彼らの中には、残念ながら自分ではコミュニケーション上手だと思い込んでいる人も多いようです(^^;
そんな人は改善のために努力しようとは思いません。
周りから実は疎ましく思われていることにも気がつきません。
彼らと比べれば、きちんと問題意識を持ち、改善に向けて行動している皆さんの心がけは本当にすばらしいと思います。
これからコミュニケーション上手に変われる可能性があるのも、人に好かれる資質があるのも、確実にあなたのほうです!
ぜひ自信を持って、学ぶことを続けていってくださいね(o^―^o)
歩みつづけよう!