語彙力を増やすだけじゃない!読書が持つコミュ力アップの力

こんにちは!
一番好きな小説は米澤穂信さんの「古典部シリーズ」、ハナサク会話堂 講師のさとです。
みなさんはボキャブラリー(語彙力)に自信はありますか?
会話が苦手な口下手さんは普段から言葉を発する機会が少ないので、どうにも使える言葉が少なくなりがちです。
いわゆる「ボキャ貧」というやつですね。
ボキャ貧改善には読書をしよう!
「ボキャブラリーを増やす方法として、読書(とくに小説)が効果的」とはよく言われます。
実際、僕も約8年前にある話し方本に書かれていた「コミュ力アップには小説をたくさん読もう」という教えに従い、通勤電車の中ではいつも本を読むようになりました。
それ以来、すっかり読書の楽しさにハマってしまい、一時期は年間150冊を軽く超える勢いで読みあさっていました。
(今はハナサクの運営にてんてこ舞い中なので以前ほどではありませんが、それでも月4冊くらいは読んでいます(^―^))
…で、肝心のボキャブラリーはアップしたのか?
みなさん気になるところだと思います。
ハッキリ言います。
確実に上がりました(*^▽^*)
今までだったら絶対に使わなかったような表現がするっと口から出てきて、言った自分でもびっくりするケースはたびたび起きます。
すました顔をしていても、内心では「『灯台下暗し』なんて言葉、生まれて初めて日常会話で使ったよ~!」と、一人で勝手に興奮していたりします(笑)。
そして実は、ボキャブラリーアップ以外にも、読書には嬉しい効果があるのです!
マンガよりも小説を
「読書がいいならマンガでもいいのかな?小説は苦手だけどマンガならいくらでも読めるし!」
そう考える人もいるかもしれません。
もちろんマンガでも、何も読まないよりは断然良いとい思います。
マンガは話しのネタにもしやすいですからね♪
けれど、
コミュニケーション力をより効果的にアップさせたいのなら、やはりマンガよりも小説がオススメです!
マンガと小説の一の違いってどこでしょうか?
当然ながら「絵があるかどうか」ですよね。
小説には基本的に絵がありません。
つまり、登場人物の動きや情景を頭の中でイメージしながら読み進める必要があります。
「イメージする」、まさにこれがコミュ力アップの鍵なのです!
考えてみれば、雑談も絵がない場合がほとんどです。
相手の「先週あったショックな出来事」なんて話しを聴くときには、小説同様に頭の中でイメージする必要があります。
そしてイメージするからこそ、「それからどうなったの?」と質問が出てきたり、「それは凹むよね~」と相手の気持ちに共感できたりするわけです。
- 人の話しに興味が持てない
- 気の利いたコメントが全然出てこない
そんな人は、想像力不足が原因の一つであると思います。
小説を読むことによって、想像力を鍛えることができるのですね♪
まずは本屋さんに行って、一冊気になった本を手に取ってみてはいかがでしょう?