話しに入るタイミングを計る方法
こんにちは!
今年はずいぶんと桜が咲くのが早かったですね(*_*)
川沿いの桜並木が大好きな、ハナサク会話堂 講師のさとです。
というわけで、はじまりました!
ハナ相こと『ハナサク相談室』のコーナーです。
このコーナーでは、生徒さんからいただいた質問に僕がお答えしていきます!
それではさっそく、今回の質問です。
会話をしているとき、話の途中の良くないタイミングで入ってしまうことが多いです。
うまくタイミングをはかる方法、相手の気を悪くさせない方法はありませんか?
Yさん (40代男性)
「良くないタイミングで入ってしまう」とはどういうことかというと、
具体的に言えば「まだ話しが終わっていないのに割りこんでしまった、話しを奪ってしまった」ということだと思います。
(たとえ自分ではその気がなくても)
相手の話しに割りこむって、会話におけるマナー違反と言えます。
こころよく思う人はまずいません。
なので、もしその気がないのに割りこむ癖がついているのだとしたら、早急に改善するのが望ましいです。
では、どうすれば改善できるのでしょうか?
今日は2つのポイントをお話しします。
話すことを焦らない
自分が口下手であることを気にしすぎると、「何とかして少しは喋らなきゃ!存在感を出さなきゃ!」という焦りにつながります。
すると、常に口をはさめるタイミングをうかがうことになるので、結果的に良くないタイミングで割りこんでしまうケースが増えてしまいます。
そして話すことばかりに気をとられてしまうと、どうしても聴き方がテキトーになってしまいます。
あいづちが少なくなったり、相手の気持ちに共感する余裕がなくなったり…。
もちろん話すことも大事です。
ですが、
人の話しを聴けない人ががんばって話したところで、好かれることはほぼありません!
相手が話しはじめたら聴くことに集中してあげましょう!
もちろん「集中して聴く」って、黙りこんで相手の話しに耳を傾けることじゃありませんよ?
聴き方に自信のない方は『ハナサクエスト 聴き方の巻』を受講しましょう(^^♪
相手を観察する
人って、話しはじめるときに何かしら顔に変化が起きる場合が多いものです。
例えば、しばらく下を向いていた目線がふと上がったり、口を開いて息を吸ったり。
そういう変化に気づくことができれば、余計なタイミングで割りこむことも減ります。
ところが口下手さんの中には、ずーっと下を向いたりして顔を背けてしまう方もいらっしゃいます。
これでは相手がしゃべりだすタイミングもわかりません。
電話で話していると、よくお互いが同時にしゃべりだして声がかぶっちゃう時ってありませんか?
これもやっぱり、相手の顔が見えていないことが原因です。
対面で会話しているときだって、相手を見ていなければ電話で話しているのと同じになってしまいます。
もっと相手を観察してみてください!
「相手のほうを見ると緊張してしまう」という方は、アイコンタクト(目を見る)で緊張する場合が多いと思います。
であれば、無理にアイコンタクトをする必要はありません。
鼻を見たり、口元を見たり、顔全体をぼんやり見たり。
自分が緊張しづらいポジションを探してみましょう!